四国一周の定番スポット&おすすめモデルコース! 車で巡るポイントも紹介
2021.07.07
四国の魅力を存分に堪能したければ、四国一周旅行がおすすめです! 一周旅行の際は、旅行日数や交通手段を決めてからプランを考えることが大切。そこで本記事では、四国一周旅行を計画するポイントや、四国旅行ではずせない人気の観光地、宿泊に便利な東急ホテルズについて紹介。車と電車で周るそれぞれのおすすめのモデルコースについても提案します。
- 四国一周を計画する際のポイント
- 日数を決める
- 交通手段を考える
- 四国一周にはずせない観光スポット
- 松山城/愛媛
- 四国カルスト/高知〜愛媛
- 四万十川/高知
- 栗林(りつりん)公園/香川
- 四国水族館/香川
- 鳴門(なると)の渦潮/徳島
- 祖谷渓(いやだに)/徳島
- 車で周る! おすすめの四国一周コース
- 【1日目】高松中心地~徳島~高知
- 【2日目】高知中心地~四万十~足摺岬(あしずりみさき)
- 【3日目】足摺岬~松山
- 【4日目】松山~高松
- 【5日目】高松観光
- 電車で周る! おすすめの四国一周コース
- 【1日目】高松駅~徳島~高知
- 【2日目】高知~松山
- 【3日目】松山~岡山
- 主要駅からのアクセスも便利! 快適に過ごすなら東急ホテルズ
- 松山東急REIホテル
- 高松東急REIホテル
- 四国の観光スポットをチェックして、四国一周コースを決めよう
四国一周を計画する際のポイント
四国一周をする際は、日数や交通手段もあわせて検討することが重要です。ここでは、四国一周を計画する際のポイントを紹介します。
日数を決める
四国を一周するには短くても3~5日必要です。短期間で一周する場合は、観光名所へは軽く立ち寄る程度で、移動時間が旅行時間の大半を占めてしまいます。
一つ一つのスポットをじっくり見て回りたければ、滞在期間を長く設定するか、四国4県から1~2県ピックアップして周るのがおすすめ。余裕を持った旅行であれば1週間~10日、もしくはそれ以上が理想です。
交通手段を考える
四国には観光スポットが点在しています。自家用車もしくはレンタカーを使えば、自由が利くので周りやすいでしょう。
公共交通機関を利用する場合は、電車・バスなどの本数や時間、駅・バス停から観光スポットまでの距離などを考慮する必要があります。
例えば、駅・バス停からアクセスしやすいスポットを中心にプランを組むなどがおすすめ。この際、JR四国本線の特急自由席などが3日間乗り放題になる「四国フリー切符」を使えば、お得に回れます。
四国一周にはずせない観光スポット
四国には観光名所が豊富にあります。なかでも、四国一周の際にはずせないおすすめスポットを、各県別に厳選して紹介します。
松山城/愛媛
松山城は日本三大平山城の1つ。天守は重要文化財に指定されているほど貴重な物です。天守・小天守・隅櫓を結んでいる「連立式天守」が特徴的で、天守からは松山平野を眺められます。
<住所>
〒790-0008 愛媛県松山市丸之内1
<営業時間・定休日>
詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:松山城
四国カルスト/高知〜愛媛
日本三大カルストの1つで、広々とした緑の草原に石灰岩が点在しています。四国カルストをじっくり堪能したければ、通称「天空の道」と言われている県道383号線を通るのがおすすめ。四国カルストを縦断できる道で、日本百名道にも指定されています。
天気が良い早朝に行くと、雲海が見られることもあるそうです。
<住所>
〒791-1802 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
四万十川/高知
四万十川は四国最長の川で、その長さは196キロにもおよびます。
遊覧船が出ているので、それに乗って四万十川下りを楽しむのがおすすめ。水面に接するかどうかのギリギリのところに作られた、欄干のない「沈下橋」も観光のポイントです。
栗林(りつりん)公園/香川
国の特別名勝に指定されている公園。紫雲山(しうでやま)が背景となった大名庭園で、紫雲山を含めると東京ドーム16個分の広さを誇ります。季節によって風景が異なるので、どの季節に行っても楽しめるでしょう。
<住所>
〒760-0073 香川県高松市栗林町1-20-16
<開園時間>
※時期によって異なるため詳細は事前に確認ください
参考サイト:栗林公園|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット
四国水族館/香川
画像提供/四国水族館
四国の次世代型水族館です。6つのゾーンと海豚(イルカ)プール、特別展示室に分かれており、海に囲まれた四国ならではの水景を再現しています。
イルカプログラムが見られるプールは、バックに瀬戸内の海が広がっていて圧巻です!
<住所>
〒769-0201 香川県綾歌郡宇多津町浜1-4
<営業時間>
9:00〜18:00
<定休日>
年中無休
参考サイト:四国水族館
鳴門(なると)の渦潮/徳島
大鳴門橋を渡って間もなくのところにあるスポットで、潮の干潮によって渦が出現します。潮流によって起こる現象なので、訪れる前にあらかじめ潮見表を見て、渦の出現時間をチェックしましょう。
<住所>
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町
参考サイト:鳴門市うずしお観光協会
祖谷渓(いやだに)/徳島
祖谷渓はV字型の渓谷で、日本三大秘境の1つに選ばれています。
祖谷渓にかかる「かずら橋」も人気スポット。かずら橋は、重要有形民俗文化財に指定されているつり橋で、橋の下には、エメラルドグリーンの祖谷川が流れています。
<住所>
〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2(かずら橋)
車で周る! おすすめの四国一周コース
香川県・高松は本州からのアクセスに便利。飛行機・電車・高速バスなどいろいろな交通手段があります。ここでは、高松に飛行機で到着後、空港で手配したレンタカーを使って4泊5日の四国一周の旅を楽しめるモデルプランを紹介します。
【1日目】高松中心地~徳島~高知
高松空港についたら早速腹ごしらえです。高松市内のうどん屋さんで、香川名物さぬきうどんを食べてから出発しましょう!
まずは徳島方面へ。
鳴門の渦潮、鳴門公園千畳敷(せんじょうじき)展望台→諏訪神社→祖谷渓(いやだに)・かずら橋の順にめぐります。
そして、次の日の観光地・高知へ向かいましょう。初日は移動で特に疲れが溜まっていることが予想されるので、高知に着いたら宿泊先ホテルにまっすぐ向かいましょう。2日目以降に備えてゆっくりと休んでください。
1日目走行距離:約300キロ
▼高松の美味しいうどんのお店を知りたい方はこちらも参考に!
高松でおすすめの讃岐うどん8選! 有名店から地元の名店まで魅力をたっぷりお届け
【2日目】高知中心地~四万十~足摺岬(あしずりみさき)
宿泊先のホテルを出発し、四国カルストを経由して四万十川へ向かいます。四万十川を観光後、足摺岬へ行きましょう。展望台からのダイナミックな景観は圧巻です!
2日目走行距離:約250キロ
【3日目】足摺岬~松山
この日は四国の南北を縦断して、一気に愛媛県の松山市まで行きます。松山市についたら松山城の観光がおすすめ。2日目に四国カルストに寄れなかった場合は、このタイミングで四国カルストを経由して行くのも良いです。
3日目は松山市内に宿泊します。
3日目走行距離:約210キロ
【4日目】松山~高松
松山市内を出発し、香川県にある四国最大の水族館・四国水族館に行きましょう。水族館を見物したら、その後は高松へ。
高松グルメを楽しんでから、そのまま高松市内に宿泊します。
4日目走行距離:約200キロ
【5日目】高松観光
5日目は高松観光です。
宿泊先ホテルを出発し、栗林公園を始めとするスポットを巡ったら、高松空港でレンタカーを返却します。
電車で周る! おすすめの四国一周コース
次に、高松駅を起点としたプランの紹介です。四国フリー切符を活用して、2泊3日で四国一周を楽しめるモデルコースを紹介します。
【1日目】高松駅~徳島~高知
1日目は高松駅から高知への移動です。
高松駅から徳島駅に向かい、徳島線に乗り換えて阿波池田駅へ向かいます。その後、土讃線に乗り換えて大歩危(おおぼけ)駅で下車し、祖谷渓・かずら橋を散策しましょう。
帰りは土讃線特急に乗って高知駅へ向かいます。
【2日目】高知~松山
まずは土讃線で窪川駅へ行きます。四万十川沿いを走る予土線に乗り換え、四万十川の風景を楽しみましょう。
終点の愛媛県・宇和島駅に着いたら、今度は予讃線に乗り換えて、下灘駅で途中下車するのがオススメ。駅のホームからの絶景は見物です!
その後、松山駅に向かいます。
【3日目】松山~岡山
松山の観光スポットを巡ったら、予讃線と瀬戸大橋線で岡山へ向かいましょう。瀬戸大橋線に乗ると、電車の窓から瀬戸内の海や島などの絶景が見られます。
ただし、フリー切符の有効区間は瀬戸大橋線の児島駅まで。それ以降は別途料金がかかります。
主要駅からのアクセスも便利! 快適に過ごすなら東急ホテルズ
四国一周の際は、主要の観光スポットにも近く、安心・快適に過ごせる東急ホテルズを利用するのがおすすめです。四国には愛媛・香川の2県にあるので、この両県の滞在時に使うと良いでしょう。2つのホテルについて紹介します。
松山東急REIホテル
JR松山駅から路面電車で約15分、道後温泉から路面電車で約10分の位置にあり、観光スポットからのアクセスに便利。
宿泊プランが豊富で、なかにはチェックインが早いプランも。早めにホテルに行って荷物を置いたり、部屋で少し休んだりすることも可能です。
高松東急REIホテル
JR高松駅から徒歩7分と好立地のホテル。宿泊プランが豊富で、食事の有無なども選べるため、旅行プランに合わせて選択すると良いでしょう。
フロントロビーにはシャンプーバーが設置。使う分だけをカップに入れて部屋に持っていきます。客室に置いていない銘柄の物や、これまで使ったことがない物を使いたい時におすすめです。
四国の観光スポットをチェックして、四国一周コースを決めよう
四国には観光名所が豊富。3~5日ほどあれば四国を一周することは可能なので、週末や連休などまとまったお休みが取れる場合はぜひチャレンジしてみましょう。どこを周るかによってかかる時間・日数は異なります。一周旅行の際は、行きたい場所やルートを綿密に調べ、充実した旅行になるように計画してくださいね。
※掲載されている情報は2021年7月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。