富山で食べたい名物6選! 県民が愛するご当地グルメを堪能しよう

富山で食べたい名物6選! 県民が愛するご当地グルメを堪能しよう

2022.10.13

自然に囲まれた富山には、富山湾の豊かな海の幸をはじめとする名物グルメが多数あります。今回は、富山へ行ったら必ず食べたい名物や、持ち帰って味わえる土産をご紹介します。観光やグルメ巡りの拠点に便利な「富山エクセルホテル東急」の魅力もお伝えするので、富山旅行の参考にしてみてください。

富山の名物①白えび

カゴに乗った白えび

富山湾の宝石と言われる白えび

白えびは、富山湾の「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれる海底谷に生息するえび。見た目が薄いピンク色で透き通っており、とても美しいえびとして知られています。「幻のえび」や「富山湾の宝石」と称され、旬の時期には回転寿司店や居酒屋でも食べることができて、地元の人にも人気です。

白えび漁ができるのは、4~11月。そのなかでも、旬の時期は4〜6月といわれています。

唐揚げやかき揚げにして味わえるのはもちろん、刺身や寿司にして生で堪能する食べ方も人気です。回転寿司店や居酒屋など、富山のあらゆる場所で白えび料理が提供されています。また、白えびせんべいなどはお土産としても有名です。

駅前で白えびのお寿司を味わえる「廻転とやま鮨」

廻転とやま鮨の外観

画像提供:株式会社ビーライン

富山駅から徒歩約2分とアクセスの良い場所にある廻転とやま鮨では、白えびをはじめ、富山湾朝獲れの鮮魚を使ったお寿司が食べられます。

白えび寿司を含む寿司の盛り合わせ

画像提供:株式会社ビーライン

また、富山県の造り酒屋18蔵の日本酒がすべてそろっているのも、このお店の魅力。明るい雰囲気の店内で、富山ならではの新鮮なお寿司とおいしい日本酒を堪能しましょう。

<住所>
〒930-0003 富山県富山市桜町1-4-9 1~2F
<営業時間>
11:30~21:00(ラストオーダー 20:30、ドリンクラストオーダー 20:30)
<定休日>
1月1~2日、不定休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:廻転 とやま鮨 富山駅前店

富山の名物②寒ブリ

ブリの刺身とお箸

富山の冬の風物詩である寒ブリ

寒ブリは、日本海で冬に獲れるブリのこと。ブリは日本中で獲れますが、初冬に富山湾で獲れる寒ブリは、産卵前で脂がたっぷりとのっているのが特徴です。

旬の時期は12〜2月で、富山の冬の風物詩と言われています。特に有名なのは「ひみ寒ブリ」で、県内外で人気のブランドブリとして知られているほどです。脂がのっているので、刺身はもちろん、ブリしゃぶやブリ大根など、さまざまな調理法でおいしく食べられます。

お造りからブリしゃぶ・ブリかつまで堪能できる「酒と人情料理 だい人」

だい人のブリかつ

画像提供:酒と人情料理 だい人

本場の「ひみ寒ブリ」を、富山駅付近で食べられるのがこのお店。冬の時期は、脂ののった絶品のブリしゃぶを求め、地元の人や観光客で賑わいます。

ブリしゃぶは1人前約1,000円と、富山の海の幸をリーズナブルな価格で食べられることでも人気。寒ブリの旬以外の時期でも、ブリかつなど珍しい調理方法でブリを味わえます。

<住所>
〒930-0002 富山県富山市新富町2-5-1 はまのやビル1F
<営業時間>
17:30~24:00(ラストオーダー 23:00)
<定休日>
日曜日(月曜日が祝日の場合は日曜日営業、月曜日休業)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:酒と人情料理 だい人

富山の名物③ホタルイカ

茹でられたホタルイカ

春の訪れを告げるホタルイカ

春になるとともに旬を迎えるホタルイカは、プリプリ・コリコリとした食感が特徴。富山湾ではホタルイカの漁獲が盛んであるため、富山名物として知られています。富山湾で獲れるホタルイカの旬は3〜5月で、春の味覚として有名。産卵期を迎え、身が大きくふっくらとしたホタルイカが富山湾沿岸に集まります。

富山湾のホタルイカは定置網で漁獲されるため、傷がつきにくく新鮮です。刺身の他、沖漬けや黒づくり、ボイルなどで楽しめます。

ホタルイカ料理を存分に堪能できる「海の神山の神 本店」

海の神山の神本店のホタルイカ沖漬け

画像提供:海の神山の神 本店

ホタルイカは、ホタルイカ海上観光やほたるいかミュージアムのある滑川市が有名ですが、富山市内にも食べられるお店は多くあります。その中の1つが、富山駅から徒歩約12分ほどの場所にある、富山の山海の幸を堪能できる居酒屋の海の神山の神 本店。

地酒の肴にぴったりのホタルイカの沖漬けや、刺身、酢味噌和え、天ぷらなど、ホタルイカを使った料理を存分に楽しめます。

<住所>
〒930-0083 富山県富山市総曲輪2-1-17
<営業時間>
月~金曜日
【ランチ】11:30~14:00
【ディナー】17:30~23:00
土~日曜日・祝日
【ディナー】17:30~23:00
<定休日>
不定休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:海の神山の神 本店

富山の名物④ます寿司

笹から出した2つのます寿司

店ごとに違った味を楽しめるます寿司

塩漬けされた美しいますの切り身と上質な米を使い、1つずつ丁寧に作られているます寿司。江戸時代に、富山藩士の吉村新八が3代目藩主である前田利興へ献上したのが起源であるといわれています。

富山県の郷土料理として知られ、店ごとにさまざまな味が楽しめて、駅弁としても人気があります。富山市内だけでも10を超える店舗でます寿司が販売されており、どの店でも熟練した職人達によって丁寧に作り上げられた逸品を味わえます。店によって味が異なるため、食べ比べてみるのもおすすめです。

ファンの多い老舗「青山総本舗」

青山総本舗のます寿司

画像提供:青山総本舗

素材にこだわったます寿司が有名なお店。ますは酢でよく締められており、さっぱりとした味わいです。

貴重な天然の桜ますを使った特選シリーズは、食べやすいよう一切れずつ笹で包まれており、特製の風呂敷が付いています。ワンランク上のます寿司を味わいたい人にぴったりの逸品です。

<住所>
〒930-0002 富山県富山市新富町1-4-6
<営業時間>
8:00~16:00 (売り切れ次第終了)
<定休日>
日~月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:青山総本舗

富山の名物⑤富山ブラック

具沢山の富山ブラック

富山のソウルフードともいわれる富山ブラック。真っ黒なスープから感じられるうまみが魅力的な、ご当地ラーメンです。

富山のご当地ラーメンといえば富山ブラック

富山市発祥のラーメンで、濃口醤油を使用した真っ黒なスープが特徴的。富山大空襲の復興作業をする労働者のために、ご飯のおかずになる中華そばとして作られたのが起源とされています。

ベースはコクのある濃厚醤油味のスープに、太めのストレート麺。濃いスープの中にうまみが感じられたり、意外とマイルドだったりと、店によって味や見た目が異なるため、食べ比べも楽しめます。

富山ブラックの発祥「西町大喜 西町本店」

西町大喜の富山ブラック

画像提供:西町大喜

富山駅から市電に乗りグランドプラザ前電停で降りた所にある、昭和22年創業、元祖富山ブラックラーメンのお店。黒のスープに硬めのストレート太麺、たっぷりの手切りチャーシュ、塩辛く味付けられたメンマ、粗切りネギ、粗挽き黒コショウがのったインパクトの強いラーメンです。麺とスープ、具を混ぜ合わせると、三味一体西町大喜の味が完成します。

県内に数店舗あり、富山で知らない人はいないほどの有名店。観光の途中に立ち寄りやすい、富山駅構内のきときと市場とやマルシェにも店舗があります。

<住所>
〒930-0063 富山県富山市太田口通り1-1-7
<営業時間>
11:00〜20:00
<定休日>
水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:西町大喜

富山の名物⑥氷見のうどん

カゴに乗ったうどんの麺

透き通るような白さとツルツルとした喉越しで知られる氷見のうどん。富山県氷見市の名物として愛されています。

つるっとした喉越しが特徴の氷見のうどん

つるっとした喉越しと強いコシが特徴的な氷見のうどん。讃岐うどん、稲庭うどんに続く日本三大うどんの1つに数えられることもあります。

細く手延べされた麺は、透き通るような白さ。のど越しやコシを楽しめるよう、ざるうどんや釜揚げうどんで食べるのがおすすめです。

氷見のうどんと地酒を楽しめる「とやま方舟 富山駅店」

とやま方舟の氷見うどんと白えびの天ぷら

画像提供:とやま方舟

氷見うどんが食べられるお店が多いのは氷見市ですが、富山駅周辺にも提供しているお店があります。富山駅直結のきときと市場とやマルシェ内にあるとやま方舟 富山駅店では、氷見のうどんに加え、白えびの天ぷらなど富山の食材を使った料理や、富山県の全蔵元の日本酒を堪能できます。

ディナーの後にうどんや地酒を楽しむために立ち寄るのはもちろん、富山旅行の帰りにも訪れやすい、アクセスの良い場所にあります。

<住所>
〒930-0001 富山県富山市明輪町1-220 きときと市場とやマルシェ
<営業時間>
11:00〜21:30(ラストオーダー 21:00)
<定休日>
年中無休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:とやま方舟

富山の味を自宅で味わえる名物土産

富山には、持ち帰って味わえる名物土産も多数あります。今回はその中から2つをご紹介します。

酒の肴にもご飯のお供にもなる「黒づくり」

黒づくりとは、スルメイカを塩とワタで和え、イカ墨を加えた塩辛のこと。ホタルイカとスルメイカのイカ墨を使ったホタルイカの黒づくりも人気です。

富山湾で獲れる海の幸のうまみが凝縮されている黒づくり。酒の肴だけでなく、ご飯のお供やパスタのソースとしても楽しめる他、じゃがバターにつけてもおいしく食べられます。

黒部の名水と二条麦で作られた地ビール「宇奈月ビール」

グラスに注がれた宇奈月ビール十字峡(ケルシュ)

画像提供:宇奈月ビール株式会社

黒部渓谷への入口である黒部市宇奈月で醸造された地ビール。黒部川の名水と黒部産二条大麦を使用しており、酵素がたっぷりと含まれています。主な種類は、十字峡(ケルシュ)、トロッコ(アルト)、ライスエールぷれみあむの3つ。

十字峡(ケルシュ)はキレとホップの爽快さが楽しめる、ドイツのケルン地方伝統のケルシュスタイルビール。キレが良く、のど越し爽快でフルーティーなのが特徴。1杯目は必ずこれ! という人も多い、黄金色の地ビールです。

トロッコ(アルト)は軽い甘みと深いコクが絶妙な、ドイツのデュッセルドルフで愛されるアルトスタイルビール。ホップの苦味を感じるまろやかな味わいと、甘く香るカラメル麦芽の黒褐色が特徴です。

ぷれみあむ(ライスエール)は、辛口のエールビール。富山県の特産米、富富富(ふふふ)が副原料として約2割ほど使用されています。後味にほんのり辛みの残る、すっきりとした味わいが特徴です。

<住所>
〒938-0861 富山県黒部市宇奈月町下立687
<営業時間・定休日>
<購入可能な場所>
宇奈月麦酒館、道の駅「うなづき」 うなづき食菜館、、富山駅前CiC(シック)お土産コーナー等
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:宇奈月麦酒館

富山名物を味わう旅におすすめ「富山エクセルホテル東急」

富山市近辺で名物グルメ巡りをするなら、富山駅前すぐの「富山エクセルホテル東急」が便利です。

シンプルでモダンなインテリアが配されたスタイリッシュな客室が、上質な旅を演出。東側に立山連峰、西側に呉羽丘陵を望む立地で、富山の自然の中で過ごしているような癒しを感じられます。女性向けのインテリアやアメニティが揃った女性専用ルームもあり、女子旅にも最適です。

富山の名物グルメを思う存分楽しもう!

ブリの刺身を醤油につけて食べる女性

富山名物は、白えびやホタルイカなどの海産物から、富山ブラックといったB級ご当地グルメまで、バラエティ豊か。また、ます寿司や黒づくり、宇奈月ビールなど、持ち帰って味わえるグルメもたくさんあります。富山を訪れる際は、観光とともに、富山名物を心ゆくまで堪能してください。

※掲載されている情報は2022年9月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。

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富山エクセルホテル東急

〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3(CICビル)
TEL:076-441-0109

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