代表的な名古屋名物のひつまぶし。まずは、3通りの食べ方が味わえるひつまぶしの魅力や、人気のお店をご紹介します。

うなぎの蒲焼を細かく刻み、おひつに入れたご飯にまぶしたものがひつまぶし。名前の由来もそこからきています。最初はそのままで食べ、次は薬味を添えて、最後はお出汁をかけて食べることで3度おいしい食べ方ができます。

始めに4等分にして、そのままで食べる、薬味をのせて食べる、お出汁で食べるの3つを味わった後、残りをお好みの食べ方で味わうのがおすすめです。

「炭焼 うな富士 白壁別邸 」で使用されるうなぎは、収穫量全体の2割程度しかいない「青うなぎ」。身質はやわらかく脂がたっぷりと乗り、肉厚な身ははち切れんばかりで尾まで肉付きが良いのが特徴です。

厳選した青うなぎは炭焼きにこだわり、一尾一尾丁寧に捌き、串を打ち、強火の遠火で皮はカリっと、身はふわトロに焼き上げています。ぜひ、おひつの中を4等分にして順を追って味わってみてください。

名古屋名物は濃厚な味噌が味のポイントになっているものが多く、味噌煮込みうどんもその1つ。土鍋で熱々の状態で提供される人気の名古屋名物です。ここでは、味噌煮込みうどんの魅力と、人気のお店をご紹介します。

名古屋めしの特徴である、濃いめの八丁味噌で仕立てた汁で煮込まれたものが味噌煮込みうどんです。昔は家庭料理として親しまれていたのですが、明治時代に飲食店でも提供されるようになったそう。

愛知県を代表する調味料「八丁味噌」は、他の味噌と比べて栄養価が高く、愛知県内には八丁味噌を使った郷土料理が多く存在します。麺は小麦粉と水だけで作られ、コシが強く極太で、煮込んでもやわらかくなりにくいのが特徴。一人用の土鍋で提供されるため、最後まで熱々の状態で食べられます。

味噌煮込みうどんの専門店「山本屋本店」は、明治40年創業の味噌煮込みうどんの老舗。職人がその日の気温や湿度で調整しながら打ち上げたもっちりとした麺、日本各地から取り寄せた鰹節、アジ節、鶏のガラで取ったスープで作る煮込みうどん専用の出汁、秘伝レシピで醸造した赤みそなど、おいしさにとことんこだわっています。

ぜひチャレンジしたいのが、山本屋本店ならではの食べ方。土鍋のふたをお皿代わりにして、鍋から移して冷ましながら食べるのが山本屋本店流です。麺を食べ終わったら残ったスープと半熟卵をごはんにかけて汁かけ飯にしたり、土鍋にごはんを投入して味噌雑炊にしたり。いろいろな食べ方をぜひ楽しんでみてください。

ぷりぷりのエビに天ぷらの衣、タレ、ご飯、それぞれのおいしさを一気に楽しめる天むす。おにぎりとしては小ぶりなサイズながら、その存在感は抜群です。ここでは天むすの魅力と、食べられる人気のお店をご紹介します。

おにぎりから飛び出したエビの天ぷらが特徴的な、一口サイズの天むす。実は発祥は三重県で、暖簾分けの形で名古屋の「千寿」が販売したことがきっかけで、名古屋名物として定着したといわれています。

縁起物であるエビを使用していることから、長寿の縁起物としても親しまれています。手軽に買って食べられ、冷めてもおいしいのが嬉しいポイントです。

「地雷也」では天然のエビを秘伝の衣で揚げ、冷めてもおいしい良質の米と海苔を使用しています。一つ一つ丁寧に手作りされていて、黒米天むすや高菜天むすなど、他では食べられない天むすも楽しめるのが特徴です。お持ち帰りのみのお店で、旅行のお供や手土産にするのがおすすめです。

名古屋コーチンは弾力とうまみが特徴のブランド鶏。濃厚な味わいが魅力的な名古屋コーチンは、名古屋名物として有名です。ここでは、名古屋コーチンの魅力と、食べられる人気のお店をご紹介します。

全国でも知名度が高いブランド鶏である名古屋コーチン。肉がおいしく、卵もよく産むことで有名です。肉にはほど良い弾力とうまみがあり、卵は美しい桜色をした卵殻が特徴的。濃い色の卵黄は舌触りがなめらかで、濃厚でコクも感じられます。

鳥銀本店では、朝引きで鮮度の高い極上の名古屋コーチンを提供しています。名古屋コーチンの刺身盛り合わせやコーチン鍋が人気メニュー。本会席や鍋入り会席などコース料理もあり、鍋入り会席では味噌仕立てと水炊きが選べます。

コース料理以外にも、コーチンの手羽先唐揚げや串焼きを始め、多種多様なコーチン料理を堪能できます。

あまり知られていませんが、名古屋には「玉子とじラーメン」という隠れ名物もあります。スープのおいしさを玉子でぎゅっと閉じ込めた味わいが特徴。ここでは、玉子とじラーメンの魅力と、食べられる人気のお店をご紹介します。

名古屋の隠れ名物である玉子とじラーメン。昭和40年代に開発されてから瞬く間に広まり、近年では、ご当地グルメとしてテレビ番組などに取り上げられることも増えてきました。

豚骨と名古屋コーチンを使用したスープを玉子とじにし、うまみを閉じ込めるのが特徴。濃厚なスープが玉子で一気にまろやかになり、あっさりと食べられます。

玉子とじラーメン発祥の店として人気の「萬珍軒」は、ふわふわの溶き玉子でいっぱいのスープが特徴的。屋台で販売していた頃から40年以上守り続けたという玉子とじスープは、ここでしか食べられない味わいです。

特注の極細麺がふわふわの玉子とじスープによく絡み、まろやかな味わいを演出します。営業時間が夕方〜深夜のため、飲んだ後のシメにも最適。人気店で売り切れとなることもあるため、訪問の際には注意が必要です。

名古屋にはおいしい食べ物がたくさん。せっかくなら、家に帰ってからも名古屋めしを楽しみたいものです。ここでは、自分へのお土産の他、友人や同僚へのお土産としても喜ばれる名古屋めし土産を3つご紹介します。

名古屋めしの特徴である八丁味噌・赤味噌がお家でも手軽に使えることで有名な味噌。トンカツやおでんだけでなく、焼きナスにつけてみたり、お好み焼きソースとして使ったりもできます。ノーマルなものに加え、マイルド、ゆず味などのシリーズも展開しています。

豊橋のうなぎ人気店が監修した、手のひらサイズのうなぎ飯。脂っこくなくうまみが溢れ、ピリッと山椒の効いた味付けが特徴です。小さいサイズながら高級感も満足感も味わえます。電子レンジで温めるだけですぐに食べられるのも嬉しいポイントです。

名古屋の喫茶店でよく食べられる小倉トーストをイメージした焼き菓子。上質な小倉あんを使用し、クッキーは1枚ずつ丁寧に型抜きされ、時間と手間をかけて作られています。明治12年創業の老舗店が作る小倉サンドには、どこか懐かしい味わいさえも感じられます。

名古屋名物を楽しむなら、各所へアクセスの良い名古屋東急ホテルがおすすめ。地下鉄「栄駅」12番出口から徒歩5分に位置し、名古屋周辺の店を巡るのにも便利です。ヨーロピアンエレガンスがコンセプトのゲストルームは、どの部屋もゆとりを持たせた落ち着いた空間で、名古屋名物を堪能した後にくつろぐのに最適。

宿泊や食事でポイントが貯まり、貯まったポイントは全国の東急ホテルズで利用、またはギフトカードに交換が可能です。

定番のひつまぶしから、知る人ぞ知る玉子とじラーメンまで、名古屋グルメはさまざまなものがあります。名古屋を訪れたら、今回ご紹介したお店へのアクセスも抜群な名古屋東急ホテルに宿泊するのがおすすめです。おいしい名古屋名物を心ゆくまで堪能してください。

初めての名古屋観光におすすめのスポットは、こちらの記事でもチェックできます。

※掲載されている情報は2022年8月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。