日頃より、東急ホテルズをご利用いただいているお客さま、ビジネスパートナーの皆さま、地域の皆さまのご愛顧とご支援に心より感謝申し上げます。

1960年のホテル開業を創業・ルーツとする当社は、2023年に東急株式会社グループにおけるホテル運営専業会社「東急ホテルズ＆リゾーツ株式会社」として再始動し、全国に「東急ホテルズ」をチェーン展開・運営しています。「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」の3つの『東急ブランドホテル』に加え、より個性を際立たせたブランド群の『DISTINCTIVE SELECTION』では、新宿・歌舞伎町に「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」と「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HOTEL」、札幌と渋谷を拠点としたライフスタイルブランドとなる「STREAM HOTEL」、沖縄・瀬長島のコンドミニアム型ホテル「STORYLINE」などを次々に開業し、多様なブランドラインナップで皆さまをお迎えしています。

ホテル事業は、長く厳しいコロナ禍を経て、ようやく新しい時代に入りました。移動の制限がなくなったことで、旅の醍醐味である「思いがけない出会いや刺激」、そして「新たな発見と学び」のすばらしさが再認識され、世界中で多くのツーリストがその機会を楽しんでいます。ここ日本においても各地域の生活・文化・自然が世界から注目され、今後ますます観光・旅行が重要な産業になると期待されています。加えて「人と人が集う」ことの価値や喜びが改めて見直され、さまざまな会合やイベントが新しい時代に合わせて姿を変えながら、多くの場所で催されています。
そのような中、私たちは旅行者、地域社会をはじめとしたステークホルダーから信頼され愛される存在でなくてはならない、そう在りたいと改めて想いを強くしています。

「ひととまちと、こころ満たされる時間（とき）を創る」―。
当社の「パーパス」は、そうした想いを投影した、私たちの存在意義です。変化と多様性の時代だからこそ、ホテル事業に誠実に向き合い、新しい価値を生み出す心を持ち続けて、ひと・まち・自然と調和するホテルを創っていく。日本の各地域（ローカル）と世界（グローバル）の両方に視線を向けて、ホスピタリティ産業を盛り上げていく。そんなチャレンジを続ける東急ホテルズ＆リゾーツ株式会社に、どうぞご期待ください。