アミューズは、まろやかな口どけに仕立てたフォアグラのクレームブリュレをご用意しました。ブリュレの表面にはカソナード（赤砂糖）をかけてキャラメリゼし赤色を表現。クリスマスのメインカラーとして欠かせない赤と緑はイチゴとミントで演出しています。イチゴの甘酸っぱさと濃厚なフォアグラとのマリアージュをぜひお楽しみください。

クリスマスの主役カラーともいえる深紅色をイカ、赤キャベツ、紅くるりなどとビーツのドレッシングで演出しました。アクセントにはピリッとした辛みを感じる「紅たで」、レモンのさっぱりとした味わいに加えて光沢があり華やかさを表現する「アブルーガキャビア」と「からすみパウダー」のコクと絡めてお楽しみください。

ホワイトクリスマスを連想させる温前菜は、白子のムニエルのソテー、カリフラワーのブルーテ（ソース）にゴルゴンゾーラを添えたものをメインに白を基調としました。降り積もる雪を牛乳を使用したムースリーヌで表現しペンタスの花を雪の上に咲く花としてデコレーション。芳醇でまるで自然の中にいるような香りにつつまれるトリュフオイルを仕上げにかけています。

旬のマトウ鯛を塩胡椒でシンプルに下味をつけます。淡泊でありながら身がふっくらとしたマトウ鯛に辛口で柑橘系のさわやかな酸味が特徴の「ミュスカデ」を使用したブールブランソースでお楽しみいただけます。またリンゴ、根セロリ、くるみとピスタチオのサラダを添えご用意しました。

クリスマスカラーである「緑」を全面にだしたメインディッシュ。鴨胸肉は塩胡椒で味付けしロティで仕上げ、ソースは甘口ワインで仕上げたバニュルスソースでご用意します。付け合わせにはうずらのラケを添えました。うずらはクセがなく旨味が凝縮しており、クリスマスらしく赤ワインソースでミックススパイス、イチジクのピュレを合わせて焼いたものをご堪能ください。

聖夜に灯るクリスマスキャンドルをイメージした「フリュイ・ルージュとフロマージュブランのムース」をご用意。濃厚さの中にもさっぱりとした味わいのあるフロマージュブランはムースとの相性がよく、イチゴのソースには、アクセントとしてライムの爽やかさとスターアニスを隠し味として忍ばせ格別な味わいとなっています。

食後の焼き菓子は、定番のクリスマスデザートとして外せないラム酒の香りとバターの甘味がつまったフルーツケーキをご用意。しょうがを食べて健康を願ったとの由来がある縁起物の「ジンジャークッキー」と「キャラメルサレサンド」で大切な人との健康を願いながら食事を終えるのはいかがでしょうか。