今、札幌グルメの中で特に注目されているのがスイーツ。観光の途中やごはんの後にもぴったりな札幌スイーツの魅力をご紹介します。

北海道はスイーツに欠かせない乳牛の飼育や小麦の栽培が盛んな場所で、牛乳や生クリーム、バター、小麦粉など、どれもおいしいものが揃います。旬のフルーツや野菜と組み合わせた季節の味もバラエティ豊か。北海道の最先端都市としてトレンドも意識した札幌のスイーツは、どれもレベルが高いのです。

札幌の新定番として注目される「シメパフェ」は、新鮮な魚介やジンギスカン、スープカレーなどおいしいものやお酒を楽しんだ後にパフェで締めくくるというもの。もちろんお酒と一緒にパフェを食べるのもアリ！ 札幌では、専門店からカフェ、レストランまで「シメパフェ」を提供しているお店がたくさんあります。

北海道グルメを堪能するなら、スイーツもはずせません。ここでは、札幌でおすすめのスイーツ店4店舗をご紹介します。

「お酒とパフェのマリアージュ」をコンセプトにしたシメパフェの人気カフェ「INITIAL Sapporo（イニシャル　サッポロ）」。街中心部のアーケード街「狸小路商店街」にありながら、シックで落ち着いた雰囲気は街ナカの隠れ家のよう。昼間はショッピング途中の休憩に、夜はお酒とパフェを楽しむ地元の人や観光客が訪れます。

季節のフルーツをふんだんに使ったパフェは、フルーツの瑞々しさはもちろん、ソースやアイスでもアレンジし、ひとつの器で楽しめるよう計算された味わい。SNSにアップしたくなるフォトジェニックな見た目は、どこから食べるか迷うほど♪

パフェの他には2種類の生クリームをブレンドした「萌え断」のフルーツサンドも人気。テイクアウトも可能です！

「Parfaiteria PaL（パフェテリア　パル）」は「1日の締めに美味しいパフェで〆て良い夢が見られますように。」がテーマの夜パフェ専門店。常時6種類ほど用意しているパフェは、時季によってメニューが変わるので、訪れるタイミングによって出合える味もさまざま。

食べるのを一瞬ためらうほどアート性の高いビジュアルはSNSでも注目されており、「雨上がりの紫陽花、露だく。」「感謝のガーベラ 」など、ひとつひとつの商品名もユニーク。すべてのパーツに妥協せず、甘さ、酸味、苦みの強弱を考えながら全体の起承転結を計算し作られたパフェは、ひと口ごとに新鮮な味わいと食材のマリアージュを楽しめます。

お店はビルの6階にA館、B館、C館があり、それぞれ内装が違います。お店の前には待ち時間が表示されているのも親切です。

　豊水すすきの駅から歩いてすぐ、赤い看板が目印のカフェ。奥に細長い店内は1階にカウンター席と靴を脱いでくつろぐ小上がり、2階にはソファーやイスのテーブル席が用意されています。

パフェは定番と季節モノを合わせて常時10種類ほど。春は桜やイチゴのフレーバー、夏にはモモやグレープフルーツを使った爽やかな味、涼しくなるとマスカットやかぼちゃ…と季節感たっぷりのパフェは、奇をてらわずに、みんなが大好きな味を盛り込むようにしているそう。

こちらの店ではメキシカンをメインとしたフードも充実しているので、少し遅めのランチと一緒にパフェを楽しんだり、夜の2軒目としてシメパフェを楽しんだりと、幅広いシーンで利用できるのも魅力です。

札幌のシメパフェ人気の火付け役となった「パフェ、珈琲、酒、佐藤」。店名の通り、こだわりぬいたパフェと味のマッチングを考えセレクトされた本格的なコーヒーやお酒が楽しめます。定番のパフェは全部で6種類。自由な発想で作られたパフェはどれも独創的で、パフェならではの魅力を「佐藤」の世界観を通し表現されています。

札幌のシメパフェ人気の火付け役となった「パフェ、珈琲、酒、佐藤」。狸小路商店街の路地裏に店を構え、行列ができることも珍しくない人気店です。定番のパフェは「ショコラとマンゴー」「塩キャラメルとピスタチオ」など全部で6種類。年に数回だけ「期間限定パフェ」が登場することもあるそう。自由な発想で作られたパフェはどれも独創的で、パフェならではの魅力が「佐藤」の世界観を通し表現されています。

また本格的なネルドリップで入れるコーヒー、パフェとの相性を考えセレクトされたウイスキーやブランデーも用意。メニュー選びに迷ったら「堪能コース」をどうぞ。お酒と肴、パフェ、コーヒーがひと通り楽しめ、お店の世界観を満喫できること間違いなしです。

旅の思い出がギュッとつまったお土産は旅行には欠かせないアイテム。友達や家族に喜ばれる札幌ならではのスイーツ系のお土産を4種類ご紹介します。

北海道旅行定番のお土産「白い恋人」でおなじみのISHIYAが手がける「白い恋人パーク」。敷地に入ると塔や三角屋根が印象的なレンガ調の建物、色とりどりの花のガーデン、赤いロンドンバスなど、まるで中世ヨーロッパのような空間が広がっています。

どこを切り取っても絵になる風景は、あちこちにフォトスポットが用意されていますが、特に人気はからくり時計を背景にした橋の上、花壇の中、ロンドンバスの周辺だそう。

建物の中では白い恋人の製造ライン見学や、オリジナルのお菓子作りも体験できます。休憩はガーデンを見下ろすカフェラウンジやレストランで。帰る前には、お土産やオリジナルグッズが揃うショップに立ち寄ることも忘れずに♪

六花亭は、1933年に帯広で創業した老舗菓子メーカー。酪農王国である十勝地方の恵みを生かしたお菓子は、今でも地元の人にも愛され続けています。色鮮やかな北海道の花々がデザインされたパッケージも有名で、自分用にも買いたくなるほどのかわいらしさです。

ブランドを代表する人気シリーズといえば「マルセイ」シリーズ。バターサンドやバターケーキ、キャラメルがありますが、「マルセイアイスサンド」は札幌本店と帯広本店でのみ販売されている商品です。ビスケットでホワイトチョコとレーズンを加えたアイスをサンドし、バターサンドよりもさっぱりした甘さ。

札幌本店1階には中庭があり、都会の中のオアシスといった風情です。2階には喫茶室もあるので、ゆっくりとお茶を楽しむのもおすすめです。

1988年、まだ北海道ではなじみの薄かったチョコレート専門店を札幌で創業。以来、北海道のショコラシーンをリードし続け、今ではショコラの他、焼き菓子や生ケーキ、パン、パフェまで幅広いジャンルの洋菓子を展開しています。商品には北海道の素材と世界中から厳選した良質のチョコレートを使用し、ひとつひとつ手作り。見た目の華やかさ、手にした時の感動にもこだわったチョコレートは、贈り物にもぴったりです。

お店の一番人気はブラウニー。クルミやビスケットのカリッ、サクッとした食感を大事にした特製のブラウニーをチョコレートでコーティングしています。特に「ラクテ」タイプはフランスのトップカカオブランドと共同開発した、世界でひとつだけのミルクチョコレートが使われているんです。目にも鮮やかなプリント柄もマサールオリジナルのもの。手に取るだけで気分も上がります。

札幌を代表する老舗菓子メーカー「三八（さんぱち）は、北海道・札幌を中心に展開し「札幌タイムズスクエア」や「どんどら」など数々の人気商品を販売しています。特にふわふわのきめ細やかなスポンジの中に、カスタードクリームが入った「札幌タイムズスクエア」は、ブランドを代表する看板商品。まろやかな風味とやさしい口あたりは幅広い世代に人気です。カスタードクリームのみが入った「プレーン」とカスタードクリーム&小豆餡の「アズキ」の2種類が定番で、ほかにピーチやアップルなど季節限定の味も。姉妹品には札幌市円山動物園とのコラボ商品「しろくまタイムズスクエア」もあるので、しろくまの顔が描かれた箱を目印に探してみて下さいね。

札幌市内には「札幌エクセルホテル東急」と「札幌東急REIホテル」の2つのホテルがあります。どちらも市内中心部にあり、札幌観光にぴったり！ 観光の後に旅の疲れをゆっくり癒やしてくれる2つのホテルの魅力をご紹介します。

「札幌エクセルホテル東急」は地下鉄中島公園駅から歩いて３分。中島公園の自然が広がり、すすきのエリアへも歩いて行くことができます。ゆったりとしたロビーでは大きなシロクマの親子のオブジェが愛らしい表情で迎えてくれます。

シンプルでモダンな印象の客室はマッサージチェアを備えたお部屋もあり、旅の疲れを癒やすのにぴったり。

朝食バイキングでは目の前で調理する豚丼やスープカレーなど、北海道グルメがバラエティ豊かに並びます。JR札幌駅からホテルまで、無料のシャトルバスも運行しているので、飛行機や電車を使った旅でも気軽にアクセスできますよ。

すすきの駅から歩いて１分の「札幌東急REIホテル」は、すすきのや大通公園、JR札幌駅へのアクセスもよく、札幌観光にぴったりのホテル。館内は北海道を意識したデザインで統一され、スタイリッシュさと温かみが調和しています。

シックな雰囲気の客室は旅の疲れを癒すのに十分の広さ。アメニティはフロントに準備されているので、選んだアイテムを持ち込みましょう。

朝食は1階の「wine & dine サウスウエスト」で。郷土料理のちゃんちゃん焼きから、室蘭の焼き鳥、釧路ザンギなど、朝から北海道グルメを満喫できます。売店には定番のお土産から海鮮加工品まで揃うので、買い忘れがあっても安心♪発送もしてくれますよ。

北海道のグルメと言えば、海鮮系をイメージする人も多いですが、実は美味しいスイーツも豊富。なかでも「シメパフェ」という新たな文化が今人気を集めており、夜遅くでもパフェを食べられるお店がたくさんあります。札幌のスイーツ事情について情報を集めたら、札幌旅行の際に訪れる地元ならではのカフェやお土産をチェックしましょう。