金沢の王道観光地を巡るモデルコース! 映えるグルメやお土産も紹介
2022.01.17
風情ある古い街並みが魅力の金沢。写真映えスポットもたくさんあり、フォトジェニックな旅を満喫できます。今回は、金沢で人気の観光地を巡るモデルコースをご紹介します。人気の観光地から近い金沢東急ホテルを拠点に、かわいらしさ満点のグルメもピックアップしました。記事の最後には、モデルコースを紹介した動画もあるので、ぜひチェックしてみてください!
- 情緒豊かな街並みが魅力の人気観光地「金沢」
- 金沢の王道観光地を巡るモデルコース【1日目】
- まずは金沢きもの花恋で着物をレンタル
- 日本三名園の一つ、兼六園でのんびりお散歩
- 【主計町茶屋街】「暗がり坂」「あかり坂」の裏道をぶらり
- 【ひがし茶屋街】情緒溢れる古い街並みを散策
- 写真映え間違いなし! ランチは「一船」のてまり寿司を
- 「箔一」で豪華な金箔ソフトを堪能
- 夜は金沢東急ホテルでのんびり
- 金沢の王道観光地を巡るモデルコース【2日目】
- 【金沢21世紀美術館】感性を刺激する現代アートを鑑賞
- 【にし茶屋街】2階建ての茶屋が連なる情緒豊かな街並みを散策
- 世界で最も美しい金沢駅を撮影し、「あんと」でお土産探し
- 金沢の観光地を効率的に巡るなら、循環バスが便利!
- 金沢の観光地を巡って、グルメも観光も楽しみつくそう
情緒豊かな街並みが魅力の人気観光地「金沢」
新旧混ざり合った街並みを楽しめる金沢は、人気の観光都市。2015年に北陸新幹線が開通し、ぐんと行き来しやすくなりました。
四季を通じて美しい景色が楽しめる兼六園をはじめ、現代アートを楽しめる美術館や、「ひがし茶屋街」、「主計町(かずえまち)茶屋街」、「にし茶屋街」の3つの茶屋街が有名です。鮮度抜群のお寿司や豪華な金箔ソフトなど、思わず写真を撮りたくなるグルメもたっぷり。王道の観光スポットを巡り、金沢旅行を満喫しましょう!
金沢の王道観光地を巡るモデルコース【1日目】
1日目は金沢駅からスタート。着物をレンタルし、兼六園、主計町茶屋街、ひがし茶屋街を回りながら、金沢の文化や歴史にふれましょう。
まずは金沢きもの花恋で着物をレンタル
金沢駅に到着したあとは、バスで15分ほどの場所にある金沢きもの花恋で着物をレンタル。兼六園へは徒歩約2分、ひがし茶屋街へは徒歩約7分と主要観光スポットに近いのが魅力です。散策に必要な物以外の荷物を預かってもらえるので、身軽に観光できるのもうれしい!
レトロスタイルからモダンスタイルまで約1,300着の着物がずらりと並ぶ店内は、まるでミュージアムのよう。お気に入りの1点を探す時間も、宝物探しのようでワクワク気分を味わえます。
着物や帯、小物を選んだあとは、着付けとヘアセットをしてもらい準備完了。いよいよ金沢観光のスタートです!
<住所>
〒920-0931 石川県金沢市兼六元町2-4
<営業時間>
9:00~18:00
<定休日>
不定休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:金沢きもの花恋
日本三名園の一つ、兼六園でのんびりお散歩
最初に訪れたのは金沢観光の代名詞でもある兼六園。日本三名園のひとつとしても知られる壮大な庭園です。東京ドーム約2個分もの広さがある園内には、土地の広さを最大に活かして作られた池や築山、茶屋などがあり、散歩しながらのんびり楽しむのがおすすめ。
雪から木の枝を保護するための「雪吊り」は、金沢の冬の風物詩です。春は紅白の梅や桜、夏は青々とした木々、秋は紅葉と、季節ごとに異なる表情を楽しめるのも魅力。
徽軫灯籠(ことじとうろう)前で記念写真を撮るのを忘れずに。兼六園のシンボルでもあり、長さの違う2本足が特徴です。
<住所>
〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
<開園時間>
3月1日~10月15日
7:00~18:00 (退園時間)
10月16日~2月末日
8:00~17:00 (退園時間)
<定休日>
年中無休(時雨亭除く)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:兼六園
【主計町茶屋街】「暗がり坂」「あかり坂」の裏道をぶらり
兼六園からバスで5分ほどの場所にある主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)へ。浅野川沿いに佇み、老舗の料亭やお茶屋など千本格子の建物が軒を連ねる景色は、しっとり落ち着いた雰囲気。
主計町茶屋街を散策する際は、細い裏通りを目指しましょう。細い路地に入ると、着物が似合う趣ある風景が広がっています。
日中でもほのかに暗く狭い石段が続く「暗がり坂」は、人気のフォトスポット。かつて、芸妓さんに会いに行くための裏道として、旦那衆が人目を避けて茶屋街に通ったとされる道です。
また、作家の五木寛之さんが名づけた「あかり坂」という坂道も、情緒溢れる写真が撮れると人気な撮影場所です。
【ひがし茶屋街】情緒溢れる古い街並みを散策
主計町茶屋街から歩いて6分ほど。金沢の茶屋街で1番大きなひがし茶屋街へ到着です。紅殻格子(べんがらごうし)や木虫籠(きむすこ)が続く街並みは、江戸時代の風情を感じられる雰囲気がたっぷり。
割烹料理のお店やおしゃれな町家カフェ、和菓子や雑貨などの店舗や、伝統工芸品のセレクトショップがあり、休憩やお買い物にもおすすめです。
古い街並みが残るひがし茶屋街は、どこを切り取ってもフォトジェニック。日中と夕方以降では、表情ががらりと変わります。メインストリートをバックに記念撮影もお忘れなく。
写真映え間違いなし! ランチは「一船」のてまり寿司を
ランチは、2021年7月にオープンしたばかりの寿司屋「一船」で。町屋を改装した店内は、温かみを感じられる落ち着いた雰囲気です。
金澤手まり寿司 2,500円
コロンとしたフォルムが乙女心をくすぐるこちらの手まり寿司はランチタイムの人気メニュー。北陸近海で獲れた新鮮な魚介をはじめ、ヘルシーな野菜のネタも楽しめると女性たちの間で話題を呼んでいます。
その美しい彩りは、写真映えも抜群! 一口サイズとちょっと小さめなのは、他のお店でも美味しいものを食べられるようにというちょっとした配慮から。
<住所>
〒920-0831 石川県金沢市観音町3-1-14
<営業時間>
朝ごはん 7:00~10:00(土~日曜日)
昼ごはん 11:00~15:00(日曜日は16:00)
夜ごはん 17:00~22:00
<定休日>
月曜日
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:寿司一船
「箔一」で豪華な金箔ソフトを堪能
金箔専門店「箔一(はくいち)」で食べたい、一枚の大きな金箔がのった「金箔のかがやきソフトクリーム」。北陸新幹線の開通をきっかけに誕生し、テレビや雑誌でも話題が絶えず、今や金沢を代表するご当地グルメにもなっています。
まっさらなソフトクリームの上に、繊細な金箔を貼る瞬間を間近で見られるのも魅力のひとつ。動画に収めたくなるほどムービージェニックです。
ソフトクリームを食べた際に、金箔が唇についてしまうのも茶目っ気があってかわいい♡
濃厚なミルク味のソフトはやみつきになるほどのおいしさです。
<住所>
〒921-8061 石川県金沢市森戸2-1-1
<営業時間>
ショップ 9:00~18:00
カフェ 9:00~17:00
体験処 9:00~17:00(※受付終了時間:16:00)
<定休日>
1月1日
※詳細は事前にご連絡ください。
参考サイト:金箔のかがやきソフトクリーム特設サイト
夜は金沢東急ホテルでのんびり
兼六園や金沢21世紀美術館までも徒歩で10分ほどの便利な立地にある金沢東急ホテルにチェックイン。コンパクトな日程でも、グルメもショッピングも観光も金沢を思い切り楽しみたい女子旅におすすめです。
ディナーは、ホテル内のレストラン「マレ・ドール」で。季節限定のおすすめコース料理をいただきます。
地元の食材にこだわった料理をじっくりと堪能したあとは、「マレ・ドール『バー』」で、おすすめの一杯を。
オリジナルカクテル「マレ・ドール」1,017円
石川の地酒と加賀梅酒をブレンドし、金箔をあしらったオリジナルカクテル。グラスの縁には旨味の強い珠洲の塩が。ほんのり甘く、後味すっきりな一杯です。
金沢の王道観光地を巡るモデルコース【2日目】
2日目は、金沢東急ホテルから徒歩で金沢21世紀美術館に向かい、現代アートを鑑賞します。また、多くの芸妓さんが活躍するにし茶屋街では、風情ある街並みを散策しながら、いろいろなお店に立ち寄ちよるのがおすすめ。
【金沢21世紀美術館】感性を刺激する現代アートを鑑賞
1日のスタートは、金沢東急ホテルより歩いて11分ほどの場所にある金沢21世紀美術館から。見てさわって楽しめる、体感型の現代アート美術館として観光客を中心に人気を集めています。
館内は有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンに分かれており、無料で楽しめる範囲が広いのもうれしいポイント。感性を刺激するアート作品が数多く展示されており、どの作品も体感しながら楽しめるのが魅力です。
有料ゾーンにあるレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」は、1番の人気作品。プールを介して地上と地下で人と人が出会えるユーモア溢れる不思議な作品です。
ミュージアムショップやレストランも併設されており、見どころ満載。ゆっくりと回れるように、タイムスケジュールを組むのがおすすめです。
<住所>
〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
<開館時間>
展覧会ゾーン 10:00~18:00(金~土曜日は20:00まで)
交流ゾーン 9:00~22:00
※各施設の開室時間はそれぞれ異なる
エリアにより異なる
<定休日>
月曜日
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:金沢21世紀美術館
【にし茶屋街】2階建ての茶屋が連なる情緒豊かな街並みを散策
金沢21世紀美術館より徒歩18分ほど、バスで10分ほどの場所にあるにし茶屋街。金沢3茶屋街の中では比較的こじんまりとしていますが……。最も多くの芸妓さんが活躍しているのがココ、にし茶屋街なんです。
出格子の2階建ての茶屋が建ち並んだ風景は風情たっぷり。夕暮れ時には、三味線の音色が聞こえ、通りには、華やかな芸妓さんが歩く姿も。
大通りには、老舗の落雁(らくがん)屋やカフェなど甘いもの好きに嬉しいお店が多く建ち並びます。
世界で最も美しい金沢駅を撮影し、「あんと」でお土産探し
金沢旅行も終盤。帰る前に、世界で最も美しい14駅のうちの1つに数えられる、金沢駅の兼六園口にあるもてなしドームと鼓門(つづみもん)をぜひカメラに収めて。どっしりと威厳ある鼓門は、写真映えも抜群。
写真を撮ったあとは、金沢駅に併設している商業施設「金沢百番街 あんと」でお土産探し……! 和菓子をはじめ、山海の幸や地酒、工芸品など、石川県の人気の特産品が大集結。こちらでお土産を買えば間違いなしです。
<住所>
〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1-1
<開館時間>
ショッピング 8:30~20:00
お食事 11:00~22:00
店舗により異なる
<定休日>
不定休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:金沢百番街あんと
金沢の観光地を効率的に巡るなら、循環バスが便利!
金沢の主要観光スポットは、歩いて回れるほどコンパクトにまとまっているのが特徴です。さらに効率よく金沢を回りたい方は、北陸鉄道が運行している循環バス「城下まち金沢周遊バス」が便利です。金沢駅東口6番乗り場を起点とし、右回り(赤色のバス)と左回り(緑色のバス)のルートを、それぞれ15分の間隔で名所を循環。金沢の主要な観光地を巡ってくれます。
今回紹介したコースでは、右回りの赤色バスを利用するのがベストです。
何度もバスを利用するなら1日フリー乗車券(大人(中学生以上)600円・子ども(小学生)300円を購入するのがおすすめ。金沢駅にあるバスターミナルで購入可能です。また、フリー乗車券を提示すると、金沢21世紀美術館などを含めた28の観光施設の入場料が、当日限り割引になるなるなんてうれしい特典も♡
<運賃>
大人(中学生以上)200円 子ども(小学生)100円
1日フリー乗車券:大人(中学生以上)600円 子ども(小学生)300円
<乗車場所>
金沢駅東口6番
金沢の観光地を巡って、グルメも観光も楽しみつくそう
金沢の人気観光地でフォトジェニックな旅を満喫|金沢東急ホテル|東急ホテルズ
観光もグルメも、訪れる人の心を掴んで離さない金沢。週末旅行でもふらっと訪れられるほど、ホットなスポットが密集しているのもうれしいポイントです。兼六園や金沢21世紀美術館などから近いホテルに泊まれば、移動も楽で効率的に観光できます。アートや歴史にふれ、おいしいグルメを堪能した頃には、きっと金沢の虜になっているかもしれません。
※掲載されている情報は2021年12月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。
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