金沢は、美食家がリピートしに訪れるほど、おいしいグルメが揃う人気観光地。せっかく金沢を訪れるなら、名物グルメたちを味あわないなんてもったいない…！
そこで、旅行中にはしごしたくなるほど絶品揃いな、金沢名物グルメの魅力や特徴を一挙ご紹介します。

東と西の文化が融合し、海の幸にも山の幸にも恵まれている金沢。お手頃価格で新鮮な魚介類を食べられるお店でひしめき合っています。新鮮な食材が手に入るため、素材を存分に活かした料理も豊富。絶品グルメをリピートしに来る観光客も後を絶ちません。

さまざまなジャンルのグルメが楽しめる金沢。伝統的な「加賀料理」をはじめ、手軽に食べられる「金沢カレー」や「金沢おでん」などラインナップも豊富です。

まずは「金沢と言えばこれ！ 」とされる定番グルメを、食事からスイーツまでご紹介します。

治部煮（じぶに）やかぶら寿し、鯛の唐蒸しなどが代表的な加賀料理。はっきりとした定義はないものの、金沢の郷土料理や伝統文化、東西の食文化が合わさった料理のことを指します。

料亭で供される加賀料理は、九谷焼や輪島塗などの伝統工芸の器で提供されるので見た目も華やか！ 居酒屋などで手軽に楽しむこともできる料理です。

寒い季節に特に食べたくなる「金沢おでん」。季節を問わず通年通して食べることができ、金沢の食材を種に使っているのが特徴です。創業50年以上の老舗おでん屋も点在し、地元民からも長く愛され続けている金沢おでんは、ぜひ食べてほしい名物グルメ。

車麩（くるまふ）や、ズワイガニのメスである「香箱ガニ（こうばこがに）」の甲羅部分に内子や外子、そして身を詰めたカニ面など、金沢でしか食べられないおでん種をぜひ堪能して。日本酒との相性も抜群ですよ◎。

金沢には、回転寿司のお店が多く、かつハイレベルなものばかり。自慢の新鮮な魚介類をリーズナブルに味わえると大人気なんです。回転寿司ながら本格的なお寿司を堪能してみるのもおすすめです。

濃厚で深みいある色合いとドロッとしたルーが特徴的な「金沢カレー」。ごはんが見えないくらいたっぷりとルーをかけ、その上に千切りキャベツとカツをのせ、ソースをかけたら金沢カレーの完成です。

ステンレスの皿を使用し、先割れスプーンかフォークでいただく独自のスタイルをとっています。金沢カレーといってもお店によって味が違うので、ぜひ食べ比べてみてください。

金箔の生産量が日本一である金沢。実は、日本国内に流通する金箔の約99%は金沢で作られているんです！

そんな金箔を使用したスイーツがいま人気沸騰中。金箔ソフトクリームや金箔カステラ、金箔プリンなど、見た目がとっても豪華なスイーツが続々登場しています。特に、金箔をまるまる1枚使った金箔ソフトクリームは、驚くほどきらびやか……！

日本三大菓子処のひとつでもある金沢。加賀百万石の城下町として栄え、茶の湯文化とともに和菓子文化も根づき、発展してきました。創業100年以上の老舗和菓子屋も多く、カラフルでキュートな和菓子がたくさん！

金沢では、7月1日の氷室（ひむろ）の日に食べる「氷室まんじゅう」や、お正月に食べる「福梅（ふくうめ）」など、1年を通して和菓子を食べる機会も多く、生活にも根づいているんです。近年では、伝統を生かしつつ、かわいらしさたっぷりの進化系和菓子もどんどん登場しています。

おいしいグルメやスイーツを存分に味わえる金沢。そんな金沢の名物グルメを堪能できるお店を紹介します。金沢旅行の際のランチやディナーにぜひ利用してみてください。

昭和37年創業の老舗の和食屋「加賀料理 大名茶家」。昼のミニ会席「羽衣（はごろも）
3,080円」では、加賀料理の治部煮をはじめ、北陸の旬な食材を使ったお造りや揚げ物などをいただけます。

金沢駅から徒歩3分という好立地さも魅力。個室も完備されており、周囲を気にせず料理を楽しめるのが嬉しいポイントです。

近江町市場の向かい側、金沢・エムザ内にある「ゴールドカレー 武蔵店」は、金沢を代表するカレーのお店です。

おすすめは、看板メニューでもある「Gカツカレー880円」。生パン粉使用のサクサクとんかつと、自家製のルーがベストマッチ！ ルーには、加賀野菜である五郎島金時が入っており、独特の甘みととろみを味わえます。

金沢カレー以外にもハントンカレーや能登豚のカレーなど、ゴールドカレーでしか食べられないオリジナルメニューが豊富なのもうれしいポイントです。

近江町市場の一角にある「近江町市場 金沢おでん いっぷくや」。金沢おでんをはじめ、市場の新鮮な魚貝類や、浜焼き、そして北陸の地酒などが集まるフードコートです。気軽に立ち食いやちょい飲みができるので、女性一人でもふらりと立ち寄れるのがうれしい！

車麩やばい貝、かに面、のど黒面など、金沢ならではのおでん種にテンションが上がります。

職人が握る本格的なお寿司を回転寿司で食べられる「金沢回転寿司 輝らり」。金沢駅前という好立地さも魅力です。

北陸の漁港（金沢港、七尾港など）で朝に水揚げされた魚を新鮮なうちに食べられるのがうれしい！ 一皿で北陸のおすすめを味わえる「加賀五種盛り 1,738円」は、コスパ抜群！

金箔専門店「箔一（はくいち）」で食べたい、一枚の大きな金箔がのった「金箔のかがやきソフトクリーム（891円）」。北陸新幹線の開通をきっかけに誕生し、テレビや雑誌でも話題が絶えず、今や金沢を代表するご当地グルメにもなっています。

ソフトクリームを食べた際に、金箔が唇についてしまうのも茶目っ気があってかわいい♡
濃厚なミルク味のソフトは病みつきになるほどのおいしさです。

明治21年創業の老舗の和菓子屋「越山甘清堂（こしやまかんせいどう）」がプロデュースする和カフェ「Cafe甘 本店」。

本店でしか味わえない「金沢珠手箱　1,518円」では、季節の和菓子をちょこっとずつ集めた創作和菓子を、3段のお重でいただけます。サクサクの最中や自家製の上生菓子など、和菓子屋だからこそ成しえる味をじっくり堪能して。

金沢グルメでお腹が満たされた後は、金沢観光へ。金沢を上手に回りたいのであれば、バスをうまく使うのがおすすめです。ここでは、おすすめの周遊バスや乗車券を紹介します。

金沢の主要観光スポットは、歩いて回れるほどコンパクトにまとまっているのが特徴です。さらに効率よく金沢を回りたい方は、北陸鉄道が運行している循環バス「城下まち金沢周遊バス」が便利です。

金沢駅を起点とし、兼六園や金沢城、金沢21世紀美術館など主要観光スポットに連れていってくれます。

バスは、右回り（赤色のバス）と左回り（緑色のバス）の2ルートあるので、目的地に合わせて使い分けるのがベスト。15分間隔で運行しており、降りたバス停からまた次のバスに乗車して観光できるため、停留所を探しまわる必要もありません。

城下まち金沢周遊バスや北鉄バスで金沢観光をするなら、「金沢市内1日フリー乗車券」が断然お得。乗車券を購入すると、時刻表と運行ルートが書かれたマップがもらえるので、回るコースも決めやすいです。金沢21世紀美術館などを含めた28の観光施設の入場料が、当日限り割引になるなんてうれしい特典も。

金沢旅行の宿泊には、主要観光地からのアクセスもよい、金沢東急ホテルがおすすめです。シンプルなスタンダードフロアと金沢の伝統を感じられるラグジュアリーフロアのどちらかをチョイス。ラグジュアリーフロアでは、ソフトドリンクやアルコール類、お茶菓子などが無料でいただけるクラブラウンジが利用できます。

21日前までに予約をすると、通常宿泊料金より割引価格で泊まれる早期割引のプランもあるので、事前に公式ウェブサイトをチェックしてみてください！

金沢駅からはバスで10分ほど、タクシーでは6分ほどの場所にある金沢東急ホテル。ホテル周辺にも観光スポットが点在しているので、観光の中継地点としても利用できて大変便利です。金沢で一番の飲み屋街もすぐ近くにあることから、グルメ旅を考えている方にはぴったりなホテル！

スタンダードフロアにある「プレミアツイン小上がりタイプ」の客室は、落ち着いた和の雰囲気を味わえます。

金沢の伝統工芸品である九谷焼のマグカップで、コーヒーを飲んでほっとひと息。

心ゆくまで美食を堪能できる金沢。金沢ならではの素材を活かしたお店が多く、グルメをメインに旅するのもおすすめです。また旅行の際は、街の中心にあり観光スポットへのアクセスも良い金沢東急ホテルを使うと大変便利。金沢旅行の際には、東急ホテルに宿泊して、金沢名物を思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。